デコレーションは携帯や爪ばっかりじゃありません!!!
忘れちゃいけないジャパニーズデコレーションカスタムカルチャーは
「デコトラ」、「デコチャリ」と昔から相場が決まってます。ハイ。
今日はその
ジャパニーズデコレーションカスタムカルチャーを紹介します。

まずはDVD
「デコチャリ野郎」これ凄いです。
デコチャリって子供の頃見たことありません?
ボクはしっかり見ていましたよ~。
近所の珍人物が電飾を大量に装着した宇宙船艦ヤマトみたいなママチャリを巧みに乗りこなすその姿を。
「なんじゃありゃ?」と思いながら....
当時は全く自分の感性に響かなかったし、子供ながらに
「なぜ?」と思っていましまたよ。
でもこのDVDはその謎をみごとに解決してくれます。
まずデコチャリ野郎が、最初にデコチャリに憧れる動機は父親が「デコトラ」乗っていて、『大きくなったらボクも「デコトラ」に乗る!!』という明確なビジョンを持っていて、「デコトラ」デビューする前に自転車で実験的に自分がイメージする「デコ」を表現する訳です。
つまり「デコトラ」に乗る為の修行期間なんです。
こんな素直で父親LOVEで寡黙な子達が
デコチャリ野郎だったなんて!!!!
今どきいないですよ、父親みたいになりたいなんて子。
しかも脈々と受け継がれるデコチャリ業界の
「今」が見れる訳ですからスバラシイDVDですよ。
定番な「昇り竜」やら「風神、雷神」なんかのグラフィックや演歌がお決まりなんですが、今はアニメの美少女キャラ、ゲームキャラ、なんかも入り乱れ、ある意味イカツイ、カオスな状況になっている訳です。
デコチャリ野郎の狙いも様々。
完全なD.I.Yでワンオフに仕上げ、業界以外からは完全に白い目で見られながらも、お構いなしに自分を貫き通し、自己主張する。
その自信に満ち溢れた目付きで
サイクリングする姿勢に痛く共感いたしました。
ハンパな気持ちじゃデコれません。
彼ら完全に「アーティスト」です。
もしデコチャリを見かける機会があったら、どうか暖かい眼差しで見守ってあげてください。
茨城、北海道に多いようです。
気が向いたら「爆走デコトラDVD」紹介します。
koto