USA製ハニカムサーマル

White Head Eagleのブログをご覧の皆様、こんにちは！

大宮店の高島です。



私が昔から愛用し、個人的サーマルランキングのトップを走り続けているのが

アメリカ製、綿100％の肉厚なハニカムパターンのサーマル。

秋冬は何を着るのにも毎日必ず中にサーマルを着ているんですが、

単にサーマルと言っても、素材や構造の違いで昔からいろいろな物が存在します。

①【ハニカムパターン】

②【ワッフルパターン】

そもそも『サーマル』とは英語で書くと『Thermal』なので、

読んで字のごとく『保温性が高く暖かい』上の画像達のような生地のインナーウェアの総称のような感じです。

生地の凹凸が大きな意味を持ち、

体温により温まった凹凸の中の空気が逃げない構造になっていることで、高い保温効果を発揮します。




70年代ぐらいまでの古めの物は、アメリカ製、綿100％、ハニカムパターンの物が多かったのですが、

ニットの織り機でしか作れず生産効率の悪いハニカムサーマルは

普通のカットソーの織り機で大量生産できるワッフルサーマルに取って代わられ、

80年代以降は軍物のサーマルぐらいしかハニカムを使用しなくなりました。





もちろん価格を顧みなければ（1万円オーバーとか）作れるらしいのですが、

そんな価格では毎日着るのには向かないので、

古着屋でLサイズを見つけたら必ず買うようにしていたのですが、

近年本当にぱったりと見なくなりました。

そんな困っていた矢先に見つけたのが今回のサーマル。

軍物のサーマルにそっくりです。

アメリカでたった１ヶ所だけ今でもハニカムを作れる工場があるようで、そこで作った物。

無駄な装飾やタグすら付かないファクトリー品なので、価格も驚愕。







MADE IN USA / Honeycomb Cotton Thermal

SIZE: M, L
COLOR: Natural, Charcoal, Navy
MATERIAL: 100% Cotton
PRICE: ￥6,800+tax

非常に肉厚で"ハリ"ではなく"コシ"のある100%コットン生地を使用したサーマル。

最近の綿ポリサーマルの頼りなさげな感じが個人的にはあまり好きでないのですが、

この綿100サーマルは昔のサーマルのようにガッシリしているので、一枚で着ても透けることなく着用できます。

無理した大きいサイズ感を選ぶことなく自然で適度なゆとりがあり、着心地も快適。

綿100％の生地は使い込むほどに体に馴染み、

着用と洗濯を繰り返していくと若干歪んできたりするのが味わい深くてたまりません。

ディティール面も、頑丈さに加えて段差が無く着心地の良い３本針仕上げののバインダーネック仕様、

他の縫製箇所もフラットシームになっており、手抜きなくちゃんと手間を掛けた昔ながらのサーマルです。



生成りは若干縮みがでると思いますが、

ネイビーとチャコールの2色は後染めされているので、ここから縮みがでることは無いと思われます。






当分これがあれば安心だなと安堵している今日この頃でした。

よろしくお願い致します！！





TAKASHIMA

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