こんにちは!
大宮店の高島です。
6/28まで上野の東京都美術館で開催されている『大英博物館展』。
先日の休みを利用して行って来ました。
700万点を超える収蔵品から選び出した100作品は、"歴史的遺産"から"何気ない日用品"まで多岐にわたり、
200万年前から現代に至る人類の創造の歴史に、知的好奇心を掻き立てられずにはいられない充実した内容でした。
その中で、『あ”ーーっ!!!!!』と、つい声を上げそうになってしまう出会いが。。
なんと、当店で何度か入荷しているこの珍しいラグが、展示されていました。
AFGHANISTAN WAR RUG
元々、中東・中央アジア地域では、ペルシャ絨毯やキリムに代表される様々な柄の絨毯を作る文化がありましたが、
1979年、米ロ東西冷戦の差中に起きた『ソ連のアフガニスタン進行』を契機に、
"戦争柄の絨毯"なる物の製作が始められました。
モチーフとなっているのは、動植物を単純化した伝統的な図柄とは程遠い、
戦車.....ヘリコプター......銃......手榴弾.........
ラグを織るのは基本的に地元の女性達で、
その技術は親から娘へと世代を越えて受け継がれていくものです。
この絨毯が何を目的として織られたのか、
ソ連への抗議心なのか単純な商売目的なのか、学者の間でも解釈は分かれているようですが、
その土地の伝統に戦争が影響を与えてしまうというのは、なんとも悲しいことに思えます。

古い物は1979年のソ連のアフガン侵攻時の物がありますが、
こちらの絨毯は2002年と織られているので、
2001年のアメリカ同時多発テロ後のアフガニスタン紛争中に織られた物と思われます。
【SIZE】約73cm×63cm
【PRICE】¥12800(+TAX)
(※通販可)
在庫は1点のみとなっています。
気になる方はぜひお店まで足をお運び下さい!!
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