こんにちは!
今日は先日入荷したERDL迷彩(リーフパターン)のファティーグシャツをご紹介します!
ERDL(Engineer Research and Development Laboratory):
1968年よりUSMCや特殊部隊を中心に支給されたのがリーフパターン迷彩で、ブラック・ブラウン・グリーン・ライムグリーンの4色で構成されています。
Engineer Research and Development Laboratoryで開発されたことからERDL迷彩と呼ばれます。
この迷彩服はアメリカ軍がはじめて本格導入した迷彩服で、ジャングルファティーグ後期型をベースに迷彩仕様にしています。
まずは、通常版です↓

69年製 ERDL FATIGUE SHIRT SIZE S-Regular
¥9240

こちらは69年製の物で、リップストップ生地です。初期のERDL迷彩服はコットンポプリン製でしたが、すぐにリップストップに切り替えられたようです。
両胸にはハの字に2つ、両裾には平行に2つ、計4つのポケットが付く仕様です。
エポレットや袖ポケットはありません。
そしてこちらがカスタム版になります!格好良いです!通常版のカバーオールのようなデザインとは打って変わって、用途に応じた使い安さを追求したミリタリーアイテムといった面持ちです。

ERDL FATIGUE SHIRT "CUSTOM"
¥20790(in tax)

ジャングルファティーグやユーティリティシャツには、袖を短くしたり、ポケットの配置を変更したり、ポケットを増設したりといった改造が施されたものがあります。
ERDL戦闘服も支給が始まると同様に改造が行われたりしました。

前面は、両胸ポケットが取り外され、代わりに右胸に1つ・左胸に3つの小型ポケットが取り付けられています。元々は通常版のポケットが付いていた形跡が見られます。

通常、上腕部にはポケットが無いのですが、両上腕部に新たに小型ポケットとペン刺しが取り付けられています。

背面にも上部にポケットが取り付けられています。

背面裾には前面の裾ポケットと同サイズのポケットが増設されています。
また、ベルトループも通常は付きません。

通常版の写真と比べてみていただけると分かるように、通常版ではリップストップの1枚地でしたが、こちらのカスタム版ではライニングのように同じくリップストップ地の裏地があり、写真右側左胸部にはパッドが取り付けられています。
このように、ポケットの増設やパッドの取り付けなど多くのカスタムがなされており、通常版とは全く違ったジャケットであるかのようですが、カスタムのバランスが非常に良い、まさに一点物です!
1枚でもかなりインパクトのある一着ですので、春先へ目を向けた買い物としてもちょうど良いのではないでしょうか?
本日のご紹介は以上です!
ご来店・お問い合わせお待ちしております。
TAKASHIMA