こないだスタッフ達と一杯ひっかけてゴキゲンに帰宅してTVをつけたらドンピシャで、
NHKスペシャル
「マネー資本主義 第4回ウォール街の“モンスター”金融工学はなぜ暴走したのか」なるなにやら難しそうな番組が始まったが、あまりのピッタリ具合に思わず見入ってしまった。
金融危機が起きた背景には、核兵器や宇宙開発競争が下火になって行き場を失った科学者が、「マネー市場の値動きは熱力学の法則に似ている!!」ということを発見したことがはじまりであったそうです。
「えっ!方程式にして理論づければ金融市場を予測できるし、リスクを数値化して市場をコントロールしていけば儲かるじゃ~ん!!!!!!!!」ということで投資会社は科学者をヘッドハンティングしまくったんですね~。
科学者達がウォール街に流れ込み、新しい金融商品を開発しまくってたのですが、金融工学を過信するあまり肝心なことまで計算できないことに気がついた時既に遅し。
暴走モード突入!!
金融商品が時限爆弾商品になったんですね~。
その肝心なこととは
"パニック時に人間がとる行動は正確に計算できない"ということ。
そりゃそうだ!
しかしマネーゲームの仕組みを科学者が開発してたなんて知らんかったわ~!!!
そんで、サブプライムで懲りたかと思いきや、今度はカタストロフィー債なる金融商品が大人気なんだそうで。。。
カタストロフィー債ちゅうのは、災害やテロなんかが起きた時の保険会社の損失リスクを分散させて回避することを目的として投資家から金を集めるという商品だそうで、これも全てを数値化して予測するのだとか。
この商品、被害が出るまで儲かるのか?
被害が出てから儲かるのか?
良く解らんのですが、どちらにしても怖い。
これこそパニック時にどうなんのか。。。。
まさにカタストロフ。
これから人類は何を学んでいくのだ~((((;゚Д゚))) ガクガクブルブル
koto