先週の土曜日は歌舞伎町のど真ん中へと、古くからの先輩が経営するお店に一人で飲みに行く。
その先輩は千葉で有名なアウトローであったがボクは一度も彼のアウトローな一面を見たことがない。
いつも古着の話や小説の話、コーヒーの話等、奥深い話とボキャブラリーに富んだ会話で、有意義にマッタリとした時間を過ごすことができる先輩である。
そんな先輩のお店は不夜城にある訳で、普段見かけないような様々なキャラクターのお客さんが集まる賑やかな店である。 カウンターで一人飲んでいても全く飽きない。
先輩はあまり酒を飲む方ではないが、飲兵衛であるボクに「一杯オレに酒作らせてよ!」と言ってそれまでフロアで接客していた先輩がカウンターの中に入って酒を作ってくれた!
しかもさりげなくクロムハーツのバカラグラスに注いだ名前は忘れたけど、とびっきりな酒を作ってくれた。
上澄みにきついブランデー、中の方はスッキリとしながらも少し甘い夏らしいカクテルと、とても人柄が滲み出ているような酒だった。
なんか凄く嬉しかったなぁ。
当然楽しすぎて終電を諦め明け方近くまで痛飲。
koto